更新日:2025年10月31日
リチウムイオン電池からの火災にご注意を!!
リチウムイオン電池は、モバイルバッテリー、スマートフォン、コードレス掃除機、電動アシスト自転車、携帯型扇風機など幅広く使用されていますが、充電中及び使用中などに出火する火災が増えています。また、誤った使用方法や廃棄による火災も増えているため、取り扱いには注意しましょう。
リチウムイオン電池とは
リチウムイオン電池は、小型で大量の電力を必要とする製品に使用されています。一般的に使用されているニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などと比べて大容量、高出力、軽量という特徴があります。

火災事例
- 専用(対応型)充電器を使用しなかったため、過充電となり出火した。
- 廃棄する際に分解していて、外圧により損傷し出火した。
- リコール品を使用していたため、出火した。
- 経年使用による劣化で出火した。
- 落下の衝撃などによる、製品の不具合により出火した。
火災を防ぐために
- 使用する前に取扱説明書をよく確認しましょう。
- 各機器を購入した時に付属されている充電器やメーカー指定の製品を使用しましょう。
- 衝撃を与えないよう適切に取り扱い、むやみに分解しないようにしましょう。
- 炎天下の自動車内など、高温下に放置しないようにしましょう。
- 膨張、異音、異臭など、異変を感じた場合は、メーカーや販売店に相談しましょう。
- PSEマークの表示がある安全性を満たした製品を使いましょう。
万が一、発火した時には
リチウムイオン電池から火花が飛び散っている時には近寄らず、火花が収まってから消火器や大量の水で消火するとともに119番通報をしてください。
廃棄・回収方法
- リチウムイオン電池やモバイルバッテリーなどの充電式電池は、市役所と美化センターに設置されている『充電式電池回収ボックス』を利用してください。
- 電気シェーバーやスマートフォンなどの充電式電池が内蔵されている小型家電は、市役所と各公民館に設置されている『小型家電回収ボックス』を利用してください。
- 膨張した充電式電池や充電式電池内蔵品は、発火の危険性があるため、美化センター計量窓口まで直接、持ち込んでください。
小型充電式電池のリサイクル(充電式電池の廃棄方法について)